学校長あいさつ

 2024年4月1日、中部国際医療学院への名称変更を機に、より一層高度医療専門士の育成に向けて再出発します。
 専門士とは、相手の思いや状況を全身でつかみ取る感性、そして専門的知識に裏付けられた判断と確かなスキルを持つ人です。そのため本校では教室で学んだ知識をもとに、演習で訓練し、実習を通して実践的・体験的に学ぶ「現場主義」のカリキュラムになっています。その根底にあるのは、「学んだ知識は現場で活かせなければ意味がない」という信念と、「学ぶとは、自分の知識と実践体験を通して、自分自身で考えて意味や価値を発見すること」という教育観に基づいています。
 このような教育に不可欠なのが、実践的に学べる恵まれた学習環境です。本校の実践的な教育は、主たる実習施設である社会医療法人厚生会木沢記念病院、社会福祉法人慈恵会の福祉施設など関連法人の全面的な協力と支援に支えられています。また、90%以上の卒業生が実習施設に就職し、専門士としての最初の一歩を踏み出しています。
 本校では、学生が自分自身の目標と理想に向かって自ら学び、成長できるよう、学生と教師が自己評価の指針(履修カルテ)を共有しながら、一人ひとりの個性や強みを活かしたきめ細やかな支援を行っています。本校の学生たちは、専門学校でなければ出来ない教育に誇りをもって日々学んでいます。 これから同じ目標に向かって学ぶ仲間として、皆さまのご入学を心より歓迎いたします。